講演者: 大武 義人(化学物質評価研究機構常務理事・高分子技術センター長、 九州大学工学部客員教授、 長岡技術科学大学工学部客員教授)
キーワード: 劣化、酸化防止剤、分子量、劣化の定量化、リサイクル技術
開講場所: 京都大学総合研究2号館法科第二教室
開講日 : 2013年5月16日(木) 19:15~20:45
内容:
人間にも材料にも必ず長所と欠点があるように、リサイクルにも欠点(マイナスの部分)があります。この欠点を十分に把握して熟知してこそ上手にリサイクル品を使用することが可能となります。本講義では、このリサイクルの良い所、悪い所をより具体的にバイオアルコール燃料、バイオディーゼル燃料、そしてプラスチックを例に紹介するとともに、3年前にリサイクル紙混合疑惑、リサイクルプラスチック混合疑惑で世を騒がせたリサイクル品が使用されているか否かの分析手法についても話を進めます。
総合研究2号館は百万遍の交差点から徒歩2分になります。
法科第二教室は同建物3階北辺にあります。