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つつみの奥義をお勉強しまひょ〜

風呂敷丸ごと「つつみ隠さず教えますえ〜」

その1 結びの基本まずは結び目から!

ひとつ結び

イラスト1
ふろしきの角で輪を作り、輪の中に布の先を通します。
イラスト2
先端を持ち、引っぱり、結びます。

真結び

イラスト1
AとBを図のように重ねます。
イラスト2
AとBをからませます。
イラスト3
Aで輪を作り、奥からBをからませます。
イラスト4
AとBを左右に引っぱり結びます。

その2 いろいろな包みに応用できる、包みの基本

お使い包み

イラスト1
真ん中に箱を置きます。
イラスト2
Aを箱にかぶせ、くるみます。
イラスト3
Cを持ち、箱にかぶせます。
イラスト4
BとCを箱の上で真結びします。

※小さなふろしきを用いるとお弁当包みなどにも応用できます。

風呂敷あれこれ「知りTIMES」

お風呂で敷く→お風呂敷く→風呂敷く→「風呂敷」! ばんざ〜いどすえ〜。
知ってはった?風呂敷の呼び名の由来は、何とお風呂なんどす。 入浴するときに、脱いだ衣類を包み、湯上がりにはその上で、身づくろいをしてたんどすえ〜。いまでいう「バスマット」なんえ〜。 「風呂敷」と呼ばれるようになったんは、江戸時代で、徳川家康が江戸幕府を開き、銭湯が誕生してからのことどす。うちも読んだことないねんけど『南嶺遺稿』(1757年・天正19年)には、「風呂敷というものは、元湯上がりに敷くものゆえ、ふろしきといふ」と記されているそ〜どす。図書館でもいって、確認しておくれやす〜。
泥棒はんも、びっくり!唐草模様は、縁起がええんやて〜。
風呂敷ゆうたら、唐草模様のイメージで、泥棒の姿を思い浮かべる人もぎょうさんいはりますけど…。泥棒がつこうたもんやないんどす。実は、唐草模様は、縁起のいい文様なんえ〜。どこまでも続くからみ草に、永久の命の存続への祈りを託したもんなんどす。このこと知ったら、泥棒はんも使いたくなったりして?(冗談どすえ〜)

包み方資料提供:ふろしき研究会
風呂敷イラスト:森美千代