石綿含有成形板の破砕実験による石綿飛散状況の把握

講演予稿
川端 信裕; 平井 康宏; 酒井 伸一 (2012) 第23回廃棄物資源循環学会研究発表会講演論文集, pp. 557-558

1.研究目的
 石綿(アスベスト)への対策は、これまで飛散性の高い吹付け石綿を中心に進められており、除去対策などが進んでいる1)。今後は比較的発じん量が少ないとされている石綿含有成形板などへの対策の重要性が増すと見られる。こうした背景を踏まえ、石綿除去作業の安全性を高めるための一助となること、および成形板除去の際の石綿飛散量の原単位を求め今後のリスク評価に寄与することを目的として、石綿成形板除去作業時の気中濃度測定および成形板破砕試験を実施した。

Keywords:

石綿; 破砕; 衝撃試験
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