韓国と日本の食品関連廃棄物の政策と推進状況の比較·分析

講演予稿
吳 佶鍾; 酒井 伸一; 矢野 順也 (2015) 第26回廃棄物資源循環学会研究発表会講演論文集2015, pp. 223-224

1. 序論

家庭、集団給食所などで発生する食品廃棄物(韓国は飲食物類廃棄物、日本は食品廃棄物と呼ぶが、ここでは包括的に食品廃棄物と称する。)は栄養分を沢山含んでおり、従来から食品廃棄物は家畜の飼料として使用されて来た。また、これは肥料の成分も含んでおり堆肥の原料としても使用できる。あるいは、食品の流通業、大型食堂、集団給食
所などで販売されない食品はフードバンクに寄付され、福祉施設、無料給食所などで食品として有用に活用されている。韓国と日本は食品廃棄物の発生抑制、リサイクルを促進されるためにいろいろ対策を推進している。本研究では
両国の政策と成果を比較・分析することでお互いに参考とすべき点を提示する。

Keywords:

食品廃棄物; 発生抑制; リサイクル
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