石綿含有建材の床面積あたり使用量原単位の推定

講演予稿
平井 康宏; 一島 冴宇; 浅利 美鈴; 酒井 伸一 (2017) 第28回廃棄物資源循環学会研究発表会講演集, pp. 475-476

1.はじめに

災害廃棄物処理の安全性を高める上では、石綿含有建材やスプレー缶類などの有害危険物への適切な対応が必要である。適切な対応を考える上で、それら有害危険物の発生量を推定することが欠かせない。災害時における有害危険物の発生量については、環境省が設置した災害廃棄物対策推進検討会の技術・システム検討ワーキンググループ等においても、一定の検討がなされたが、情報共有手法の検討等に留まり、量の推計手法の開発には至っていない。本研究では、フロー・ストック量の推計に踏み込み、自治体が利用できるモデルを提供することを目指している。本稿では、その基盤情報として石綿含有建材の床面積当たり使用量原単位を推定した。

Keywords:

アスベスト; 建材; 原単位
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