リユースを含むガラスびん循環利用に関する環境負荷の現状把握

講演予稿
向由佳; 矢野順也; 浅利美鈴 (2021) 第32回廃棄物資源循環学会研究発表会講演原稿, pp. 135-136

日本では様々な素材の飲料容器が使われている。その中で、ガラスびんは3R(Reduce-Reuse-Recycle)に貢献する伝統的な容器である。日本においてガラスびんはペットボトルなどに比べて環境負荷が小さいことが分かっている。また、最近ではリターナブルびんが地域内循環に適している可能性が示唆されている。現在、持続可能な社会実現に向けて、出来る限り小さい範囲で資源循環させる地域循環共生圏の形成を目指し様々な取り組みが行われており、環境負荷が小さく、地域内循環に適している可能性があるガラスびんの利活用が見直されつつある。そこで、日本におけるガラスびんの現状を環境的側面から把握し、地域循環共生圏に向けた検討を行うことを最終的な研究目標としつつ、まずは本研究の研究目的をライフサイクル分析を通じて現状のガラスびんの環境負荷を明らかにすることとしライフサイクル分析を行った。

Keywords:

ガラスびん; ライフサイクル分析; リユース
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