コーディネーターからのメッセージ

京都大学環境安全保健機構附属環境科学センター
センター長・教授 酒井伸一、 助教 浅利美鈴
京都大学学際融合教育研究推進センター
副センター長・特任教授 横田真


 持続可能な社会の構築を目指すためには、環境保全や資源の循環・適正利用が不可欠です。しかしながら、現代社会は、大量かつ様々な資源を、多種多様な製品に加工・利用しており、利用や管理の在り方も、唯一の方策があるわけではありません。また、単に技術的な側面だけでなく、社会システムとして、多面的に検証する視点も必要です。

 そこで、科学・技術・政策といった多面的な要素からなる資源リサイクルを、「リサイクルシステム」として捉え、その在り方について、広く深く学ぶ機会として、本講座を企画しました。前期・後期あわせて16週に渡る本講座では、私たちの暮らしに欠かせない、いくつかの製品等をテーマに取り上げ、具体的に環境保全や資源循環の実態や課題、挑戦についてご紹介します。個別製品のリサイクルは、制度の新たな制定や見直しがなされる時期でもあり、各テーマでは、研究だけでなく、実務の最前線にある方も講師に迎え、多角的な視点をご提供します。

 全てを通してのご参加も、ご興味のあるテーマに絞ってのご参加も、歓迎致します。みなさまと知見を共有し、有意義な情報交換や議論ができますことを、楽しみにしております。

2013年度のリサイクルシステム論は2014年1月9日の第32講を以て全て終了致しました。             
みなさまの積極的なご参加に心より感謝申し上げます。             
なお、2014年度の開講予定はありませんが、また別の形で企画等できる見通しが立ちましたら改めてご案内致します。

 【 新 着 情 報 】      
2013.11.18 第25講 循環型社会構築に向けた世界の動き(12/5) の講演者が変更になりました
2013.10.23 第27講 日本のバイオマス政策の現状と今後(12/12) の講演者が変更になりました
2013.6.3 第28講(12/12)第29講(12/19)の公演内容が入れ替えになりました
2013.6.3 第14講(6/27)が「資源循環に関する科学・技術・政策のあり方:一般発表と討論(1)」から家電製品のプラスチックリサイクルに変更になりました
2013.5.17 5/16開催分の講義レポートを公開しました

CERI寄付講座「リサイクルシステム論 -環境と資源の保全に向けた科学・技術・政策」の概要は以下の通りです。

  • 開講年度: 2013年度(平成25年度)
  • 講座数: 年間32講座 (開講日当たり2講座)
  • 講義時間: 各木曜日 17:30~19:00、 19:15~20:45
  • 会場: 会場は開講日により異なりますのでご注意ください。
     
    • 京都大学総合研究2号館法科第二教室(百万遍から約2分)
    • 京都リサーチパーク
    • メルパルク京都
  • 受講料: 無料
    • 先着100名まで
    • 市民の皆様のご参加もお待ちしております。連続ご参加・早期お申込みの方を優先しますが、当日飛び込み参加も歓迎です。

参加を希望される方は、下記項目を明記の上、EメールもしくはFaxにてお申込み下さい。
申込用紙もご利用いただけます。
※お電話での申し込みは受け付けておりませんのでご了承ください。

  • 申込用紙ダウンロード: excel_icon.gif [2013年6月3日更新]

 

【1】 参加講座・ツアー 開講日、何講目かが分かるように明記してください。
【2】 ① 名前(ふりがな)
② ご所属 大学生の場合:大学・学部及び学年
社会人の場合:会社・団体名等
③ ご連絡先 電話番号、Eメールアドレス
④ テキストの希望

 

※全体を通したテキストとして、「3R・低炭素社会検定公式テキスト(ミネルヴァ書房)」を利用します。
 原則として、第3講に参加され、かつ、前期・後期を通して8講以上参加される予定の方には、希望に応じて、無料で支給させていただきますので、 条件に合う方で、テキスト支給を希望される方は、④でその旨ご明記ください。
 なお、各講師は、それぞれの資料を準備されますので、テキストがなくても、各講義の受講は可能です。

 いただいた個人情報は、本講座の運用に関してのみ使用します。

〒606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学環境安全保健機構附属環境科学センター

   公開講座事務局(担当:南尚美、矢野順也、浅利美鈴)

TEL:075-753-7703
FAX:075-753-7710
E-mail: lec#eprc.kyoto-u.ac.jp (メールの際は「#」を「@」に)