「災害廃棄物の燃焼試験に関する報告」について
廃棄物資源循環学会災害廃棄物対策・復興タスクチームでは、岩手県からの依頼を受け、塩分を含む災害廃棄物処理に関する検討を進めてきました。平成23年8月2日に「災害廃棄物の燃焼試験に関する報告書」を岩手県に報告、同時にその広報発表資料として「災害廃棄物の燃焼試験に関する報告について」を発出しました。主たる目的は、1)燃焼分解処理対象の廃棄物性状把握、2)災害廃棄物を混合燃焼した際の塩素系化合物に関する環境保全性能の確認、3)災害廃棄物の処理に伴う放射性核種の挙動確認でした。とくに海水浸漬木材を含む混合可燃ごみの適正処理性能を確認し、また放射能挙動も併せて確認しましたので、参考として頂きたくご案内します。
廃棄物資源循環学会「津波堆積物処理指針(案)」について
廃棄物資源循環学会では、環境省からの委託を受けて、平成23年5月18日に「津波堆積物適正処理手法検討会」を設置し、津波堆積物処理指針(案)の検討を進めてきました。津波堆積物の量、組成、化学性状に関する分析を進め、処理の基本的な流れから撤去作業や収集運搬、保管、中間処理方法に関する指針(案)を取りまとめましたので報告します。環境省発出の「東日本大震災津波堆積物処理指針-東北地方太平洋沖地震に伴う津波により発生した堆積物の処理指針-」とあわせてご参照ください。
災害廃棄物分別・処理戦略マニュアル Ver2
4月30日(土)に、「災害廃棄物分別・処理戦略マニュアル~東日本大震災において~ Ver2-Re1」をリリースしました。(5月1日(日)、Ver2-Re2に更新。6月15日(水)Ver2-Re3に更新。)
廃棄物資源循環学会「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」発足について
趣旨
2011年3月11日東北地方太平洋沖地震により、東北地方ならびに北関東地方を中心に甚大な被害が生じています。今回は、地震動による建物被害からの震災廃棄物だけでなく、広範囲かつ巨大なエネルギーをもった津波による災害廃棄物、つまり、津波廃棄物が発生し、災害対応の初動時より大きな課題となっています。また、適切かつ迅速な災害廃棄物処理が、地域の復旧・復興において必須であることは言うまでもありません。さらに、日本においては、西南日本の南海トラフでの東海・東南海・南海地震の発生が危惧されており、今回と同様に地震動による被害だけでなく、津波による被災も懸念されています。
これらのことから、今回の東北地方太平洋沖地震での災害廃棄物に関して、直近でできる支援を行いつつ記録として残すことともに、将来に向けて、詳細な調査研究の実施により、学術的・体系的な知見として取りまとめることを目的に、廃棄物資源循環学会に「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」を発足させることとしました。
2011年3月18日
今回のタスクチームは、今回の地震発生後に災害廃棄物問題を検討するべきということで自然発生的に集まったメンバーで構成しています。本問題に関心があり、何らかの貢献見通しのある学会員や関係の方々の当タスクチームへの参加は歓迎します。
タスクチームへの参加希望やお問い合わせはメールで:
- タスクチームへの参加申し込み用:hp-saigai (at) googlegroups.com
- マニュアルに関するお問合わせ用:saigai (at) jsmcwm.or.jp
- その他全般に関するお問合わせ用:dwm_jsmcwm-tg (at) sr351-er.eng.hokudai.ac.jp
((at) を @ に置き換えてください。)入会希望メールには、学会員の場合は、会員種別・会員番号を記載してください。また、災害廃棄物に関連する研究・業務経験と、タスクチームへの貢献見通しをお書きください。