The Task Team on Disaster Waste Management and Reconstruction In Japan Society of Material Cycles and Waste Management (JSMCWM) has completed the translation of thier disaster waste manual into English.

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編著:廃棄物資源循環学会  定価:2,700円(税込)  判型:B5版 176頁  発行:ぎょうせい

東日本大震災の発生を受けて、廃棄物資源循環学会内に発足した「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」は、災害初期から、一つの協働作業として、災害廃棄物の分別及び処理に関するマニュアルの作成を進め、ウェブ等より発信してきました。これは、東日本大震災において先行的に取り組みを進めてきた仙台市等の自治体の取組みを参考にしながら、海外のガイドライン等も参照し、災害廃棄物へのより具体的な対応方法をまとめたものであり、東日本大震災における活用を目指したものでした。

他方、被災地以外の自治体等においても、改めて災害への備えを見直そうという動きがあります。その中で、災害廃棄物への対応についても、見直しや新たな検討が始まっています。そこで、そのような動きや声に応える内容も加え、書籍として出版しました。

災害に備えるための計画立案のポイント、災害廃棄物発生量の推定方法、分別例や分別品目ごとのリサイクル・処理オプション、支援物資の配慮等、自治体関係者のみならず、企業や市民の方にもお読み頂ける内容かと思います。今後も意見交換や議論を続けながら、マニュアル等にも反映させていきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

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 廃棄物資源循環学会災害廃棄物対策・復興タスクチームでは、岩手県からの依頼を受け、塩分を含む災害廃棄物処理に関する検討を進めてきました。平成23年8月2日に「災害廃棄物の燃焼試験に関する報告書」を岩手県に報告、同時にその広報発表資料として「災害廃棄物の燃焼試験に関する報告について」を発出しました。主たる目的は、1)燃焼分解処理対象の廃棄物性状把握、2)災害廃棄物を混合燃焼した際の塩素系化合物に関する環境保全性能の確認、3)災害廃棄物の処理に伴う放射性核種の挙動確認でした。とくに海水浸漬木材を含む混合可燃ごみの適正処理性能を確認し、また放射能挙動も併せて確認しましたので、参考として頂きたくご案内します。

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本セミナーは終了しました。

2011年6月22日に「東日本大震災の災害廃棄物に関する現地セミナー及び現地視察」を開催します。被災地で、災害廃棄物への対応にあたっておられる方、被災地外からの支援を進めておられる方、検討しておられる方のご参加をお待ちしております。

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災害廃棄物分別・処理戦略マニュアル~東日本大震災において~ Ver2

  • 2011年4月30日 Ver.2 Re.1 公開
  • 2011年5月1日 Ver.2 Re.2 公開
  • 2011年6月15日 Ver.2 Re.3 公開

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廃棄物資源循環学会では、震災直後の3月18日に「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」を設置し、対策や復興に向けて、様々な活動を行っています。

その一環として、津波被害の典型的な課題対象と考えられる「堆積汚泥(現地では、ヘドロなどとも呼ばれる)」について、その分別・処理方策立案に向けた知見を得るために、化学性状調査を進めてきました。その結果が得られましたので、今後の課題とあわせて、ご報告させて頂きます。

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本報告会は終了しました。

来る4月30日(土)に、「東日本大震災の災害廃棄物に関する緊急報告会」(主催:廃棄物資源循環学会)を開催します。本タスクチームのこれまでの成果を関係者と共有、議論することで、今後の復興活動の推進を目指します。また、南川 環境事務次官の特別講演があります。

■仙台市避難所3箇所の訪問調査
■(半壊・全壊)家屋解体についてのヒアリング
■震災ごみ仮置き場の視察

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  • 南三陸町での現地視察、野焼き状況、堆積物情報
  • 気仙沼市での現地視察、堆積物情報

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タスクチームで実施した廃木材試料採取の様子や、仙台市の災害廃棄物仮置き場(一次集積場)の現況などを記載しています。

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現場派遣メモ
・震災1ヶ月の黙祷を捧げました。
・浄化槽し尿関連で被害状況等の把握を進めました。

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石巻市の漁港周辺では津波によりタンク等が破損し、内容物は津波で流出したものと思われます。溶解性のものは無限希釈されていると思いますが、付着、吸着、沈殿するような薬品の場合は、堆積物に混入している可能性があります。
仮設トイレの汲み取りについては、要望のとりまとめに時間がかかっている可能性があると思われます。
東松島市では希望者に消石灰が配布されていますが、散布方法、量が適切かどうかが課題かも知れません。

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津波堆積物は表面が乾燥してきており、風が吹くと舞い上がり咳き込むほどです。
東松島市では、「ヘドロ」の集積所が設けられていました。
収集元が特定できないと処理方法の選定に影響があるかもしれません。

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仙台市の、沿岸部の一次集積所を確認してきました。
短期間に良く整備され、分別についても丁寧になされていました。
本格的な海ごみの運びこみが勝負ですが、視界が開けてきた想いです。

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チームから、マニュアルVer1を発信することができました。
進化を前提としたものですが、今後の支援にむけた糸口になればと思います。
そのほか、陸前高田の様子もお伝えします。

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Ver.1は、処理(リユース・リサイクル)を見据えた分別戦略を中心としています。

2011年4月4日 Ver.1 Re.1 公開

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災害廃棄物対策・復興タスクチームにて進めている「廃棄物分別・処理戦略マニュアル」の概要等について解説しています。

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ヘドロ問題が大きな問題になっている石巻市を確認してきました。
特に水産加工関係のエリアは、魚・生ごみ臭が強く、早急に生活圏から持ち去る必要性がわかりました。
また、津波倒壊ごみの処理についても、一定の見解を持つことができました。

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今回の被災地域5県で津波廃棄物発生量は合計2,673万トンと推計。平山修久 京都大学准教授による。

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ようやく、市街地に近い一時集積所を確認してきました。
膨大な量の廃棄物に圧倒されながら、良い事例も確認できました。
今後の他都市への適用に多いに参考になると思います。

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タスクチーム3人が、仙台市役所を中心に作業中です。

民間の協力も頂きながら、仙台市から多賀城市にも足をのばし、現状を確認してきました。

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タスクチームより2名が仙台市に入りました。

沿岸部の津波廃棄物への対応に、知恵と情報が必要です。

支援をよろしくお願いいたします。

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◆門川大作 京都市長からのメッセージ
まず、被災者の皆様にお悔やみ、お見舞い申し上げます。
被災地で活動した京都市の支援メンバーの報告を聞く度に胸が締め付けられます。市の総力を挙げ市民の皆さんと共に被災者を支援して参ります。同時に今回の大震災は私達に人間の生き方、街や国の在り方を根元的に問い詰めています。環境問題などここから多くの教訓を得、共々に未来に向かって前進せねばと、決意しています。京都市長門川大作

◆活動紹介・・・PDF http://eprc.kyoto-u.ac.jp/saigai/report/files/20110325.pdf

京都市の最新の支援状況は以下のサイトで確認できる。
 http://www.city.kyoto.lg.jp/
 http://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000097604.html

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