環境管理部門では、「原点処理」「排出者責任」の原則に基づき、実験廃液を排出する教職員と協力して「有機廃液」 「無機廃液」を処理しています。

KMS(無機廃液処理装置)指導員制度

KMS指導員講習会を受講し、指導員として認定された教職員の方々が、「廃液の分別貯留・搬入」 「廃液処理装置の運転」の際、適切な指導を行なっています。

廃液・廃棄物情報管理指導員制度

廃液・廃棄物情報管理指導員講習会を受講し、廃液・廃棄物情報管理指導員として認定された教職員の方々が、実験廃液を外部委託する際、「廃棄情報の登録」 「廃液の引渡し」などの安全管理を行っています。


原点処理: 実験廃棄物は種々のものを混合してしまうと、あとの処理が難しくなるので、できるだけ発生源で回収し種類別に分別貯留し、原点で無害化処理へ導くことです。

排出者責任: 大学における教育・研究に伴って生じる実験廃液物の処理は、教育・研究の一環をなすものであり、当然その教育・研究に従事するものの責任においてなされるものです。京都大学では、特に無機廃液処理において、この考え方をさらに深め、排出者自らが処理運転に携わる仕組みを取っています。