スーパー広域災害における災害廃棄物の広域連携シミュレーションモデルの構築

書誌: 平山 修久, 河田 惠昭: スーパー広域災害における災害廃棄物の広域連携シミュレーションモデルの構築, 廃棄物学会研究発表会講演論文集, Vol.18 pp.72-73, 2007

URL: http://www.jstage.jst.go.jp/article/jswmepac/18/0/18_72/_article/-char/ja/ 全文へのリンク: あり

引用向け表記: 平山 修久, 河田 惠昭 (2007) スーパー広域災害における災害廃棄物の広域連携シミュレーションモデルの構築, 廃棄物学会研究発表会講演論文集, Vol.18 pp.72-73

キーワード: 広域連携; スーパー広域災害; 災害廃棄物; 数値モデル

要旨:

本研究では,都道府県間の広域連携に着目し,災害廃棄物の広域連携シミュレーションモデルを構築し,阪神・淡路大震災,想定東海地震,首都直下地震に係る災害廃棄物処理における広域連携に関する数値シミュレーションを行った。その結果,サテライト方式あるいはバックヤード方式での全国連携による災害廃棄物処理に必要な期間は,阪神・淡路大震災ではそれぞれ4.6ヶ月,4.4ヶ月,想定東海地震では9.3ヶ月,9.3ヶ月,首都直下地震では22.6ヶ月,21.6ヶ月と推定された。また,スーパー広域災害時における災害廃棄物対策では,都道府県間を越えた広域的な連携が重要となることを示しえた。

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