著者: 橋本 征二; 寺島 泰
出版年: 1999年1月
雑誌名: 廃棄物学会論文誌
巻・号・ページ: Vol.10 No.1 pp.35-44
URL: http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jswme1990&cdvol=10&noissue=1&startpage=35 全文へのリンク: あり引用向け表記: 橋本 征二; 寺島 泰 (1999) 建築物解体廃棄物の原単位設定, 廃棄物学会論文誌, 10(1) 35-44
キーワード: 原単位, 建設廃棄物, 解体廃棄物
要旨:
既存の建築物解体廃棄物原単位の問題点に検討を加え, これを新たに設定し直した。設定に際しては次の2点を考慮した。第1に, 既存の原単位を総合的に検討し, その信頼性を評価した上で, 原単位の調査事例を増やして信頼性を向上させること, 第2に, 原単位の表す内容を吟味して整理すること, である。 その結果, 構造別 (木造, S造, RC造, SRC造) , 用途別 (住宅, 事務所, その他) , 廃棄物別 (可燃ごみ, 金属くず, コンクリートがら, 全廃棄物) に, 信頼幅を見積もった原単位を得た。木造では信頼性の高い原単位, 非木造では信頼性の低い原単位が得られた。また, 整理された原単位の利用方法を示した。
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